【こんなことやってます】第2回アニマートアカデミー
posted on 2008年11月 4日 16:46
先週末、無事にアニマートアカデミーの第2回講座が終了しました。
簡単にレポートします。
今回の内容は「音楽団体の維持・発展の5要素・マーケティング」として、
第1回で学んだビジョンの重要性を踏まえ、
より具体的に各団体にとっての運営要素を掘り下げてゆきました。
ちなみに、アニマートアカデミーでは【音楽団体運営の5要素】は、
「人・お金・モノ・求心力・音楽性(共有する専門性)」だと定義しております。
*人 ・・・・・人数、どんな団員がいるかなど
*お金 ・・・予算、使い方、先行投資など
*求心力 ・・・ビジョン、体制、リーダーシップ、ルールなど=〈分散しないためのソフト〉
*モノ ・・・・楽器、場所、ホール練習など=〈活動の基盤になるハード〉
*専門性 ・・・音楽性、指導者、ノウハウ、伝統など
団体運営は、この5つの要素について「適度」なバランスが大切です。
「多すぎても」「少なすぎても」良くない↓
●少なすぎたら困ること
*人 ・・・・レパートリーの幅が狭まる、トラを呼ぶ頻度が増える、団員の労力的負担増など
*お金 ・・・活動の幅が狭まる、団員の金銭的負担増など
*求心力 ・・・意識・行動が分散するなど
*モノ ・・・・練習環境が低下するなど
*専門性 ・・・クオリティーが下がる、魅力が低下するなど
●多すぎたら困ること、
*人 ・・・・・まとめるのが大変(合意形成が難しくなる)など、
*お金 ・・・使い方に困る、配分に困るなど、
*求心力 ・・・トップダウン型(ワンマン経営)になり参加意識が低くなる、モチベーション管理が難しくなるなど
*モノ ・・・・維持管理にコストがかかる、無駄が増えるなど、
*専門性 ・・・敷居が高くなるなど、
ざっくり言うと、上記のような感じです。
そして、各要素の「適度」は、人によって捉え方が違う場合が多い。
時と場合によってもブレやすい。
明らかなコンセンサスも難しい。
これが、「営利企業の場合はお金を最大化」、
「大学の場合は専門性を最大化」のように明確な指針があるけど、
音楽団体やNPO団体の場合、「適度に」が求められ、
それは、実はめちゃくちゃ難しいということです。
だから、あらためてそこを認識して明確に設定しようというお話です。
ちなみに【維持】と【発展】というのも説明しておくと、
【維持】
5要素の各レベルにコンセンサスがあり、
現状をコンセンサスに近い状況におこうと調整ができている状態です。
【発展】
5要素が、相互に好影響を与えながらレベルアップしている状態
※工学的用語からきたビジネス用語の「ポジティブ・フィードバック」とも言い換えられます。
(ここまで、かなり伝わりにくいですね、、、)
そんなことを学びながら、各団体にとっての2年後(とりあえずの維持目標)と5年後(発展目標)のを設定するワークショップを行いました。
そして、皆さんが目を背けがちなお金についての洗い出しとマーケティングのお話を。
そんな感じでした。
かなりニッチです。
いずれ、公式webの開設とともに、
講座内容と使用したワークシートをアップロードします!

