職場の社員勉強会〔日経新聞の記事より〕
posted on 2009年3月30日 20:49
3月30日付けの日経新聞朝刊に、富士重工業が、
定時退社日に、社員が講師となるサークル感覚の勉強会を開催している、
という記事が紹介されています。
英語の得意な人が英語講座を行い、銀行などの経験者がIR講座を行う。
仕事を離れたサークル感覚が活気を生む。講師や会場、告知なども仕事の合間に
行い、社員からも好評だということです。
■企業・起業家にとって、うまく行っていない時こそがチャンス
企業や起業家にとって、うまくいっていない時こそ、大きな可能性を秘めています。
順調な時は、やらなければいけないことが、考えなくても、たくさん生じます。目の前のお客さんに
対応することが、事業をする上で大切なことになってしまいます。一方で、うまくいってない時、
時間があいてしまいます。
「やらないといけないこと」が少ない時には、自ら考え、動かないといけません。
その時、自ら動けるのか、それとも、状況が悪いと嘆いて何もしないのか。
そこに、次の波が来た時に対応できるかどうかの分かれ目があります。
「すぐにやらないといけないこと」が少ない時に考え、動くことこそ、最もオリジナリティが高く、
丁寧に育まれた力になりえます。
■社員・スタッフには、日頃活用されていない多くの可能性がある
富士重工業も、不況期に研修をしようとすると、外部から講師を招く費用がかかって困ることから
社員の持っている知恵やノウハウの活用のアイデアが出てきたといいます。
社員は「担当の仕事を担う人」とだけ考えてしまいがちです。
しかし、社員には、様々な経験や知恵を持っている存在です。仕事の経験だけでなく、子供や
学生の頃、家族との時間、空き時間などで多様な経験を積み重ねてきています。それぞれの
人が人生の中で積み上げてきた経験や知恵は、担当している仕事だけで、その人の持ってい
る資源や可能性をフルに活かすことはできないでしょう。
逆に考えると、「会社に社員がいる」という状況は、それだけ未発掘の資源が社内に眠っていると
いうことになります。
好況期には、担当の仕事をやるだけで、その人の時間が埋まってしまう。しかし、不況期にできる
空き時間にこそ、その潜在資源を発掘・活用できる可能性があります。
■社員の経験・ノウハウを活かす「場」を、どう作り、運営するか?
しかし、社員の潜在的な可能性を、ただ「出せ」と言っても出てくるわけでないです。
社員一人ひとりにとってみても、自分がどんな可能性があるか、潜在的な価値があるか、
気づいていない部分も多くあります。
そこで、私たちが有効だと考えているのが、社員による社員のための勉強会、サークルです。
お互いに自分の持っているものを出し合い、相互刺激・相互貢献を通してお互いに気づくことが
できる「場」をつくっていくことが、とても大切です。
その「場」をうまく立ち上げ、運営していくためには、ちょっとしたノウハウが必要です。
"仕事"なら、「やらなきゃいけないこと=作業用件」が明確で、給与の契約が裏打ちとなります。
"仕事"の"空き時間に「やらなくてもいいのにやる」以上、自発的な参加が必要です。ただ、「場」を
設けるだけでは、自発的な参加を促すことは難しい。参加者の意欲を引き出す場づくり、
コミュニケーションのコツを、ぜひ多くの方に身につけていただきたいと思っています。
もちろん個々人が経験を積むことが最も大切ですが、コツを知るとスムーズに行くことも多い。
そこで、私たちは、サークル・勉強会の立ち上げ、運営力向上のための講座を実施しています。
4月1日からは「春の講座パック」としてお得になっています。
http://nez-studio.jp/09spring_pack.html
会社員が自ら行う勉強会の可能性を感じ、実践してみたい方、ぜひご参加ください!

