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スタッフのつぶやき

Forces for Good と エヴァンジェリスト(後編) (メルマガ 広石コラムより)

posted on 2010年3月 7日 14:51

1月の記事「Forces for Good と エヴァンジェリスト」の続きのコラムです。
 http://nez-studio.jp/blog/cat18/forces_for_good.html
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エヴァンジェリストとは共感に基づいて、自ら事業や活動の紹介を
してくれる存在のことです。

では、エヴァンジェリストは、事業にとって、どのような意味がある
のでしょうか。

事業や活動の広報しようという時、マス・メディアの活用を最初に
考えがちです。
自分たちで情報発信をして届けられる範囲は限られているため、
マス・メディアを使えば広く伝わるのではないかと。しかし、マス
メディアの場合、小さい事業だと、伝えたい情報は、その他のたく
さんある情報の中に紛れ込んでしまうことが多いのです。たとえば、
同じような活動がたくさんある中で、それぞれの違いの意味を、初め
て見た人がぱっとわからないことも多い。

その意味で、注目されるのがクチコミの重要性です。
「何を」だけでは判断できない、「誰が言っているか」ということ、
つまり、信頼できる人、身近な人、似た背景を持つ人が、背景や動機
をふまえて、活動のよさを伝えてくれることで、情報に親近感がわき、
より深い関心を持ちやすくなります。
人が情報を伝えることは、情報内容に加えて、何でこの人はここまで
関心を持つんだろう、第3者であるこの人がいいと思うならいいもの
なんだろう...と思うものなのです。
今ツイッターが影響力をもっているのは、情報発信者情報に加えて、
それを見た人がさらにリツイートという形で伝えているため、「その人
が選んでいる」という信頼性が付与されているため、通常のメディア
よりも、波及効果が高くなっているのだと考えられます。

社会活動をしている人は、つい「自分たちのメッセージを、自分たち
で正確に伝えたい」と思いがちですが、実は、まわりにいるエバンジェ
リストに伝えてもらったほうが、彼らの外にいる人たちには、信頼情報
が付与される結果、効果的に伝わるのです。

そういう意味で、自分たちの事業・活動やお見せの良さを伝えたり広め
たりしたいときには、まず、そういう自分たちの活動に深く共感してく
れる「共感者」を持つことが大事だといえます。

この時にも注意が必要です。
共感者を得る時、相手に共感してもらいたい、理解してもらいたいとい
う気持ちから、つい「説得する」に陥りがちです。しかし、「説得」さ
れた場合、相手は情報を"受動的に"とらえています。なので、自分が
納得をしても、その人が主体的になって、そこから先に伝えていくこと
につながりにくいものです。

「説得する」のではなく、その人に自分たちの活動やお店で「これはい
い!」と体験をして思ってもらい、友達にも伝えたいという感覚を持って
もらうことが必要なので
。相手に、自分たちが伝えたいメッセージを正確に全文コピーしてもらう
のではなく、その人が先の人に伝えやすいキーワードを提供することが大
切なのです。

このように、エヴァンジェリストについて考えるということは、自分たち
のメッセージ、情報発信を社会に対して、説得型から共感型へと変えてい
くという重要なきっかけであるのです。

だから、共感の輪を広げたいと考えた時、エヴァンジェリストという存在
や言葉について深く考えてみることが大切なのです。

私たちは、外部の人に良い体験をしてもらうツールとして、ワークショッ
プの可能性に注目しており、根津スタジオでも、ワークショップ・デザイ
ンやファシリテーションなどをお伝えしています。
単に教えるワークショップではなく、共感につながる体験の場としての
ワークショップの可能性を、ぜひ根津スタジオで探求してみてください!

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