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根津スタジオ ガイド

「まち歩き」の企画・運営力をつけよう!

posted on 2009年9月11日 22:40

まち歩き」という言葉、聞いたことありますか?
「まち歩き」って、何でしょう?

「え、日頃から、毎日、まちを歩いているよ」
・・・そうですよね。
暮らしているまち、仕事をするまち、友達のいるまち。
私たちは毎日、いろいろなまちを歩いています。

でも、案外、毎日、歩いているコースが同じだったりしませんか?
それは通勤・通学のコースだったり、いつも買い物に行く道だったり。
ある時、何かの用事で一本別の路地を入ってみたら、「あれ?こんなとこ、あったんだ」
「こんなお店が近くにあったんだ」と気付いたことは、ありませんか?

私たちは日頃住んでいたり、通いなれたりしているまちのことを、「もう知っている」と
思ってしまいがちです。なぜなら、しばしば接しているから。
しかし、それぞれの人が使っている道や接しているものや人は案外限られているものです。

改めて日頃暮らしたり、通っているまちの地図を眺めてみましょう。
通り、店、そこに住む人のイメージが持てる場所って、案外限られていませんか?

暮しているまち、通っているまちのことって、知っているようで、案外、知らないもの。
実は毎日の生活の中にあるものには、色々な可能性が隠れているのです。
「まち」という知っているはずだけど、案外、知らないことを再発見しよう!
これが、まち歩きの楽しみの一つです。

他にもあります。。


先ほど述べた「あ、こんなところあったんだ」という発見は、日常の中でも時々あります。
散歩をしていたら、気付くことも多いですよね。
しかし、気付いたことって、その瞬間だけで終わってしまうことが多いもの。

「まち歩き」は仲間や他の参加者と共に、まちを歩きます。
そして発見したことをメモしたり、写真に記録したりします。
その記憶と記録を、まち歩きの後に「ふりかえり」のワークショップを行うことで、
改めて「何に気付いたのか?」「何を発見したのか?」について他の人と一緒に考えます。
他の人も自分と同じことに気付いているかもしれません。他の人が気付いていないことに
自分が気付いているかもしれません。他の人と話し合うことで、気付きの意味や新しい発見
があるかもしれません。

そうやって他の人と話し合ったり、ふりかえりの作業をするプロセスを通して、だんだんと
自分の感じていること、自分の視点の特長、日頃見落としがちなこと、日頃考え忘れがち
になる身近なことの意味・・・などを再発見することができるのです。

「自分」という知っているはずだけど、案外、知らないことを再発見しよう!
これも、まち歩きの可能性です。


そして、もう一つ。

「まち歩き」では、日常の散歩と違う要素が盛り込まれます。
先ず他の人と一緒に歩くということ自体が珍しい。新しい感覚に触れることができます。
さらに、「まち歩き」はテーマを設定して行います。「まちの歴史スポット」「まちのお店めぐり」
「建築物を見る」・・・・そのようにテーマを設定することで、日頃にない集中力を持てます。
また、メモを取る、写真を撮るというのも、日頃とは違う集中力につながります。

さらに、ガイドの方、まちの方に話を聞くことで、日頃何気なく見ているものの背景に
色々な出来事や思い、仕組みがあることに気付くことができます。
 「この土地に、こんな歴史があったんだ!」
 「この建物に、昔住んでいた人は、何を見たのかな?」
 「このお店に並べているもの、こんな思いで選んでいるんだ」
 「この道の幅が広がったのは、火事の時、消防車が入れるようになんだ」

まち歩きの様々な仕掛けによって、私たちは新しい「ものの見方」を体験的に得ることが
できます。
私たちは日頃、本や講義、テレビなどで「ものの見方」を学んだりします。しかし、そこで
学んだことを体験的に身につける機会は、案外少なかったりします。
まちという身近な場所で体験的な学びを得ることができるのは、貴重な機会なのです。

「ものの見方」という知っているはずだけど、案外、知らないことを再発見しよう!
これも、まち歩きの可能性なのです。


このように、「まち」「自分」「ものの見方」という3つの日常的な身近なことの再発見ができる
のが、「まち歩き」の魅力&可能性なのです。


近年、まちづくりや地域活性化の手法として、「まち歩き」が改めて注目されているのは、
「地域」というと、専門家が地域全体の計画や大規模な経済の視点から考えがちだった
ものを、改めて、まちで毎日を生きる人々の視点から再発見しよう。同時に、人に眠る
可能性を再発見し、自分も社会も改めて自覚していこう!ということからなのです。


逆に考えると、ただ、漠然と、目的も曖昧な「まち歩き」だと、「まち歩き」の魅力や可能性を
引き出すことも、参加者の方々に伝えることも、それをまちづくりや人の成長に結びつける
こともできません。
「まち歩き」の魅力や可能性を引き出すためには、企画から広報、運営、ふりかえりまでを
目的を明確にして設計し、実践できる力が必要となるのです。

そこで、エンパブリック根津スタジオでは、「まち歩き」をテーマにした活動を展開しています。
この秋、まちと人の可能性を再発見できるプログラムを生み出していける発想とスキルを
一緒に学んでいきませんか?


■谷根千で、まち歩きを体験!
 谷根千芸工展ディープツアー2009 ~ 3つの視点から谷根千の魅力、再発見! 
 昨年好評を得た芸工展ディープツアー、今年も開催します。(現在、1回目公募開始)
  10/11(日)その1:都市デザイン論の視点から
  10/17(土)その2:留学生の視点から
  10/18(日)その3:デザイナーの視点から

■雑司が谷を舞台に、まち歩きの体験>企画>運営>ふりかえりを体験学習する
 としまコミュニティ大学「発見!雑司が谷の魅力」~まち歩きで探す雑司が谷の昔・今・これから
 豊島区のとしまコミュニティ大学の実践講座として、9月26日~11月28日まで7回講座で
 まち歩きコーディネートの一連の流れを体験的に学びます。
 紹介・活動ブログ http://empublic.jp/zoushigaya/

■まちイベントの開発・運営力を、谷根千で、3日間集中トレーニング!
街のコーディネーター基礎講座 ~住民やお店が集まり、個が活きるまちをつくる! 
 谷根千地区の「地域研究」、まち歩きなどまちでのワークショップの開発手法、イベント運営
 のファシリテーション、段取りという 「場づくり力のトレーニング」、「ディープツアーの運営体験」
 を3日間で集中的に、かつ個別フォローを手厚くして実施するトレーニング・プログラムです。
  詳細・申し込みは、こちらから (ページ中段です)


ぜひ、ご参加ください!

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